ビルトインガスコンロ交換で押さえておきたいポイントとは?!
ビルトインコンロ交換の際には専門知識を持ったガス工事業者に依頼するのがお勧めです。ここでは、ビルトインガスコンロに交換する際に押さえておきたいポイントについて、ガスコンロの基礎知識と共にお伝えします。
ガスコンロの基礎知識について
ガスコンロの種類
ガスコンロには、大きく2つのタイプに種類が分けられます。まず一つ目は、システムキッチン等に埋め込む形のビルトイン式タイプです。このビルトイン式は、コンロを置くだけで設置できるテーブルコンロタイプもあります。また、ビルトイン式は通常のテーブルコンロタイプに比べて空間の隙間が少ない事が挙げられます。なので、汚れが入りにくく天板部分が広い作りになっているので、コンロ清掃も比較的簡単に行う事ができます。
そして二つ目は、テーブルコンロです。テーブルコンロは先程もお伝えした通り、キッチンとコンロ間に隙間ができるので、汚れが入りやすい難点が挙げられます。しかし、コンロ設置が簡単で、特にリフォーム工事を行わなくても設置可能な場合多いく、コスパに優れています。
このように、ガスコンロのどちらのタイプにも長所と短所がありますが、現在はビルトインガスコンロが多く取り入れられており人気があります。ビルトインガスコンロは、機能性に優れていたり、ランニングコストが良かったりする事から、ビルトイン式にコンロを変える人も多くなっています。
ガスコンロ交換は業者依頼する
引越し、一人暮らし等を行う時は、なるべく余計なコストを抑えたいですよね。住宅設備に関しても自分でできる事であれば、自分で設置してできる限り工事費用を最小にしたいと思っている方もいるのではないでしょうか。
ガスコンロを交換する際、ガステーブルタイプであれば、ガス栓とコンロを専用のコネクタ付きのホースで繋げば良いだけなので、一人でもコンロを設置する事は可能です。しかし、ビルトインタイプのコンロを設置したい場合には、施工する際に管接続工事監督者の資格者に施工依頼する事が必要になります。また、テーブルタイプのガスホースと違って、ビルトインタイプは、金属、或いは可とう管で施工工事を行う事が定められているので、専門家による施工施が必要になります。
このように、どちらのタイプのコンロを設置するかで施工は異なってきます。施工後には、しっかりコンロのガス漏れ確認やコンロの正常動作の確認を行って、安全に事故発生しないように努める必要があります。施工自体は簡単そうに思えても、施工ミスが原因で事故に繋がる場合もあります。なので、工事保障がしっかりあるガス会社で、資格保持者のプロに交換作業の依頼をする事が大切です。
ビルトインガスコンロ交換・費用について
交換費用の相場価格
現在、既にビルトインタイプのガスコンロ、IHクッキングヒーターを利用していて、コンロ設備を整えるだけの交換施工の場合、ガスコンロの交換工事費用はおよそ2万円程度となっており、この費用にコンロの本体価格が加算された金額が、一般的な交換費用の相場になります。
例えば、ビルトインコンロにオーブンが設置されていて、オーブンも一式新しく交換したい場合、工事費用はおよそ5万円程度となっており、この費用にオーブン、コンロの本体価格が加算された総合金額となります。また、既存のガスコンロと違うサイズのコンロを新たに設置したい場合は、高さ調整部材の設置や開口部調整等の工事を要するので、別途費用が掛かってきます。コンロのサイズ調整に関しては、現状を見て価格も変わってくるので、ビルトインガスコンロを購入する際に確認しておくのがお勧めです。
賃貸物件でのビルトインガスコンロ交換
賃貸物件でのビルトインガスコンロ交換では、使用するコンロの種類によっては交換が可能な場合もあります。ビルトインガスコンロでも、テーブルタイプを使用するのであれば、問題無く交換する事はできます。しかし、既存設備でビルトインコンロが既に設置されていたり、既存のテーブルコンロを自分で新たにビルトインコンロに取り替えたりしたい場合になると、資格の都合や本来コンロを所有しているのは貸主になるので、不動産屋を通して確認する事が重要です。特に、既存のテーブルコンロをビルトインコンロにしたい場合、システムキッチンの入れ替えが必要になる為、賃貸物件では対応する事ができません。なので、まずは不動産会社に確認して、コンロの設備交換ができるかどうか問い合わせましょう。
ビルトインガスコンロの交換時期
交換するタイミングの目安
ビルトインガスコンロの交換目安ですが、コンロが完全に故障してしまう前に交換しておく事がお勧めで理想的です。しかし、コンロ交換を行う方の大半は、コンロが完全に故障してしまってから交換を考えたり、コンロの不具合や不調が気になり出してから新しいコンロへの交換を考えたりする方が多いです。
基本的にビルトインコンロの寿命と言うのは、およそ10年~15年が一般的です。なので、10年以上コンロを使用している方は、そろそろコンロの交換を考えていく事がお勧めです。また、コンロの寿命や交換のサインである不具合や不調として、日常的に最も使用頻度の高いコンロの場所だけ点火しなくなったり、点火する際の音に違和感が出てきたり、点火したはずなのに火が消えたり、エラー表示が頻繁に発生するようになったり、色々と気になる点が発生するようになります。このような不具合や不調がコンロで頻繁に発生するのであれば、完全にコンロが使用できなくなる前にしっかり交換する事で、日常生活にも支障をきたさずに使用していく事ができます。
他のコンロからビルトインガスコンロに交換可能
結論から言うと、IHやテーブルコンロ等からビルトインガスコンロに交換する事はできます。IHからビルトインタイプに交換する際には、ガスの配管設置を行う必要があります。なので、どうようにしてガスを引くのかと言う事について、事前にガス業者の打ち合わせで相談して確認しておきましょう。また、テーブルコンロからビルトインタイプに交換する際には、専用キャビネットの交換できます。ガスメーカーから専用キャビネットは販売されているので、例えば2口ガステーブルから3口ビルトインコンロにも変更する事が可能です。その場合、キッチンの幅や奥行きに関して合わせて選ぶようにしましょう。
ビルトインガスコンロの価格や機能性
ビルトインガスコンロの価格は、ガスメーカー、コンロのサイズ、機能性等によっても違ってきます。例えば、ある所では4万円台コンロが販売されていても、最新機能付きのコンロであれば7万円~20万円台で販売されています。なので、家庭にどんな機能が搭載されているコンロが欲しいのかを明確にした上で、ビルトインガスコンロを選んでいきましょう。
ガスコンロ交換業者を選ぶ際のポイントについて
交換工事保証がしっかり設けているか
交換工事の保証期間を設けている業者であれば、ビルトインガスコンロを設置後、直ぐに不具合が生じた場合であっても安心です。なので、業者で保証期間を何年設けているのか確認する事もポイントです。
資格保有者が交換工事してくれるか
ビルトインコンロを設置する際には、ガスやコンロに関する専門的な知識が必要となります。なので、設置依頼する際に、資格保有者が交換工事作業を行ってしてくれるのかについては確認しておきましょう。工事費用の安さだけで簡単に業者選びを行ってしまうと、知識のない作業員に施工されてしまう場合もあるので確認は大切です。
交換工事費用が明確に表記されているか
例えば、ビルトインガスコンロ本体価格は安くても、実際に行う交換工事費用が高かったり、コンロ回収費用が別途になっていたりする業者もあります。なので、まず依頼する前にガス業者で交換工事費用の見積もりを依頼して、予算の把握と検討をする事がお勧めです。また、交換工事費用について、具体的に工事項目を明確にしてくれている業者を選ぶ事も失敗しないポイントです。